外壁のツヤがなくなり、色褪せています。この段階では、まだ建物にダメージが及んではいませんが、見た目が気になるようであれば塗り替えを検討してもいいでしょう。

外壁の表面が、粉が吹いたような状態になっています。触ると白いチョークを触ったような汚れがつくため、「チョーキング現象」と呼ばれています。これは、塗料が劣化して防水性が失われていることを示すサイン。そろそろ外壁塗装を考えるタイミングです。

ほんの少しのひび割れであっても、そこから雨水などが浸入することで、壁の内部が腐食して、住まいの強度や寿命に影響が及んでしまいます。ひび割れが生じているようなら、早めに外壁塗装を行いましょう。

トタン自体は薄いため、錆が発生するとすぐに雨漏りの原因になります。【写真・上】のような錆を見かけたら、早急な塗り替えが必要です。また、鉄骨の最下部などはもっとも水滴が溜まりやすい箇所。【写真・下】のような状態になってしまったら塗装だけでは元に戻らず、別途補修工事が必要になってしまいます。このような状態になる前に塗り替えることが大切です。

塗膜の剥がれは外壁塗装の最終警告。放置しておくと、雨水が浸入して建物の強度が低下し、取り返しのつかないことになってしまいます。塗装・修繕を行うのに素材の交換や下地処理が必要になり、費用も高額になってしまいます。早急な塗り替えが必要です。